更新日2011年4月23日

過去のニュース

民主党中心の政権でなにが起きている?
(2010年1月25日)

総選挙8月30日投票
(2009年7月)

私たちを被爆者と認めて!
原爆症認定訴訟

(2009年7月)

日本への核兵器持ち込み自由
密約は存在した

(2009年7月)

米領土の基地に日本が28億ドルも!
(2009年4月)

アフリカ・ソマリア沖に自衛
隊派兵

(2009年2月)

「派遣切り」で日本の若者がピンチ!
(2009年2月)

憲法にやさしくない麻生内閣
(2008年10月)

イラクで米軍支援の空自撤収へ
(2008年10月)

総選挙へアピール在外投票のしかた
(2008年10月)

東南アジア友好協力条約に北朝鮮が加入
(2008年8月)

米原子力空母は来るな(横須賀
(2008年8月)

9条世界会議ひらく
(2008年6月)

自衛隊のイラクでの活動は憲法違反名古屋高裁が歴史的な判断
(2008年5月)

北朝鮮に"平和条約"加盟をアセアン諸国の努力つづ
(2008年4月)

日本をゆるがす防衛省汚職政治家と軍事企業のつながりも焦点に
(2008年1月)

福田内閣の憲法改定への態度は?
(2007年10月)

改憲につまずき―参院選結果
(2007年9月)

東日本大震災で
2万7千人超す犠牲者

東平安時代以来の大地震?

 3月11日に起きた宮城県沖を震源とする巨大な地震と大津波で、宮城、岩手、福島県を中心として死亡・行方不明者あわせて2万7千人を超える大きな被害が起きました。これらの県の沿岸地方では、大津波によって壊滅状態になった市町村もあり、被害の全容はまだあきらかになっていないという状態です。
 4月6日までに死亡が確認された人数は、宮城県7648人、岩手県3687人、福島県1158人、茨城県22人、千葉県18人、東京7人、栃木、神奈川県それぞれ4人、北海道1人、青森県3人、山形県1人、群馬県1人。家族などから届け出のあった行方不明者は1万5077人です。
 また、この地震と大津波で、東京電力福島第一原子力発電所の電源が失われ、原子炉の制御が不能になりました。このため、炉心が高温になって溶けだし、そこから出た放射能が屋外に飛び散るという事態になっています。原発の近く(半径20㌔)に住む人々は、着の身着のままで他市町村へ避難しています。
 今度の地震の大きさは、世界で4番目のマグニチュード(M)9・0といわれています。地震後に調査したところ、宮城県の牡鹿半島から120キロ東側の海底が、約24メートルも東南東に移動し、高さも3メートル上がるという大きな動きだったことがわかりました。
 研究者らが大津波の痕跡を調べた結果、宮城県の女川漁港では、通常の海面の高さよりも14・8メートルも高いところまで津波が達していたことがわかりました。岩手県沿岸でも、のきなみ10メートル近い波の高さを記録。福島第一原発では14メートル以上の高さだったと推測されています。

平安時代の大地震・津波が史書に

 東北地方の太平洋側は、断層がいくつも連なる「地震多発」海域です。
いまから千百年以上も前に編さんされた史書には、平安時代の869年に起きた大地震(「貞観地震」)のことが記されています。それによりますと、宮城県多賀城市でお城が倒壊し、津波などで千人が水死したそうです。この地震の大きさはマグニチュード8・4程度と推測されています。また、津波の堆積物などの研究結果では、宮城県石巻市から福島県にいたる沿岸地域で、津波が内陸に向かって1・5㌔もかけあがったということです。
 1896年には、岩手、宮城県沿岸部などの住民およそ2万2千人が亡くなるという「明治三陸大津波」が起きています。このときの地震の規模はマグニチュード8・25ですが、ゆっくりした揺れで、地震に気づかずに逃げ遅れた人々が多く犠牲になりました。岩手県三陸町(現大船渡市)では、津波が38・2メートルの峠を越えたといいます。
 その後1933年には、岩手県釜石市の東200キロを震源とするマグニチュード8・1の地震が起きました。これは「昭和三陸地震」と呼ばれ、明治三陸大津波と同様に、揺れによる被害よりも津波による被害が大きく、死亡・行方不明者3千人を超えました。




ニュース●フラッシュ

被ばく医療の情報を!

 福島第一原子力発電所の事故にかんして、「放射性物質の飛散のデータや、どう対応すべきかの正確な情報がほしい」という声が高まっています。
 とくに地域の医療をささえる人々の声は切実です。全日本民主医療機関連合会(Min-Iren)は、「高濃度の放射性物質が持続的に放散、拡散する事態について、国民、地域住民がどのように対応すべきか」について、国は正確な情報を提供する責任があると発言。
 そして「国民、県民が真に知りたいのは、(放射性物質が)人体・生命にどのような影響を与えるのか、どのように対処すべきかに尽きます」として、緊急被ばく医療の専門家からの適切な情報を要請しています。

宮崎・串間市で原発見送り  

 串間市では原発立地のための住民投票を予定していましたが、福島原発の事故を受けて、投票を見送りました。原発建設を推進する団体は「伝える言葉がない」と活動を中止しました。同市では、原発推進と反対の議論が長年続いていましたが、事故がその決着をつけたかたちです。

ドキュメンタリー
『The Forgotten Bomb』DVD発売(English版)

 広島ではじめて原爆の恐ろしさに目を開かされたアメリカ人、バド・ライアンさん制作のドキュメンタリー『The Forgotten Bomb』が完成。DVDの発売が始まりました。
 核兵器が人類にもたらすものは何か、ジョージ・シュルツ氏(レーガン政権時代の国務長官)や、ガー・アルペロビッツ氏(歴史家、著書『The Decision To Use The Atomic Bomb』)、日本の被爆者の方のインタビューをまじえ、積極的な現地取材で追求していきます。アメリカ人の目で核兵器の真実に迫ります。
$19.95(郵送料、税別)。forgotten bomb で注文できます。